新構造材料技術研究組合(ISMA)は、2023年3月16日、革新的新構造材料等研究開発「最終成果シンポジウム」を東京・イイノホールおよびオンライン配信のハイブリッド形式で開催しました。
10年間に亘るプロジェクトの最終成果報告と有識者レビューを目的とした今回のシンポジウムは、経済産業省、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、ISMA組合員、再委託機関、構造材料の研究開発に関心を持つ企業や研究機関、大学などから登録数480名(現地:133名、オンライン:347名)という過去最高数の参加を得ました。
報告会冒頭、岸 輝雄ISMA理事長が開会挨拶に立ち、本プロジェクトの創成期の背景と狙い、研究テーマの遷移と成果、プロジェクト終了後の研究開発成果の継承、そして関係者への労いを語りました。
図1 開会挨拶を行う岸理事長
次に、経済産業省 産業技術環境局田中 哲也大臣官房審議官にご来賓挨拶を賜りました。
図2 ご来賓挨拶を行う経済産業省 田中審議官
続いて、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)西村 知泰理事から共催挨拶を賜りました。
図3 共催挨拶を行う新エネルギー・産業技術総合開発機構 西村理事
午前に『革新材料(鉄鋼)』、『革新材料(非鉄金属)』および『革新材料(熱可塑性CFRP、革新炭素繊維)』、午後に『接着・同種接合・異材接合』、『計算、解析・評価』、『設計・構造実用化』、『部材実証』、『リサイクル、LCA』、『拠点形成とTRL評価』の計17件の成果発表とセッション毎にコメンテーターとの討議が行われ、最後に「10年間を振り返って ~実用化・商用化への道~」と題したパネルディスカッションが行われました。
図4 成果発表Ⅷ『リサイクル、LCA』セッションでLCAを発表する東京大学 醍醐 准教授
図5 成果発表Ⅱ『革新材料(非鉄金属)』革新的マグネシウム材でのコメンテーターによる討議風景
図6 イイノホール会場における質疑応答風景
図7 有識者によるパネルディスカッションの風景
最後に、本プロジェクトのサブプロジェクトリーダー(SPL)である影山 裕史様および新構造材料技術研究組合(ISMA)専務理事の吉田 泰より挨拶を行い、閉幕しました。
図8 閉会挨拶を行う影山SPL
図9 閉会挨拶を行うISMA吉田専務理事