新構造材料技術研究組合（ISMA）は、2022年1月31日、革新的新構造材料等研究開発「2021年度成果報告会」をオンライン配信で開催しました。10年プロジェクトの9年目となる今回は、経済産業省、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構（NEDO）、ISMA組合員、再委託機関、構造材料の研究開発に関心を持つ企業や研究機関、大学などから375名の参加を得ました。
報告会冒頭、岸 輝雄ISMA理事長が開会挨拶に立ち、構造材料研究の重要性などについて述べ、本プロジェクトの意義などを語りました。
図1 開会挨拶を行う岸理事長
続いて、経済産業省 産業技術環境局研究開発課の堀部 雅弘研究開発調整官（田中 哲也大臣官房審議官（産業技術環境局担当）の代理）にご来賓挨拶を賜りました。
図2 ご来賓挨拶を行う経済産業省 堀部研究開発調整官
午前に「革新材料の鉄鋼と非鉄金属」および「解析・評価」を、午後に「熱可塑性CFRP関連テーマ」、「接合・接着」、「設計・構造実用化」、「部材実証」、「リサイクル」、「LCA」、「ISMA本部活動報告および拠点化」に関し、計47件の分野概要発表と研究テーマ毎の成果発表が行われました。
図3 接合・接着分野の概要を発表する
平田ISMAプロジェクトマネージャー
最後に、新エネルギー・産業技術総合開発機構（NEDO）の西村 知泰理事より閉会挨拶を賜りました。
図4 閉会挨拶を行う新エネルギー・産業技術総合開発機構 西村理事
2022年に入り、国内の新型コロナウイルス感染症の感染急拡大によって急遽オンライン開催へ変更したにもかかわらず、参加登録締め切り前に定員に達しましたことにお礼を申し上げます。
2022年度は10年間に及ぶプロジェクトの最終年度となります。各種展示会、最終成果報告会にご期待ください。
オンライン配信および主催・共催関係者に限りイイノホールにて実施したことから、開催レポートの写真はイイノホール会場でのものとなっております。
